北3階病棟は神経精神科病棟です。
病床数は51床で閉鎖病棟となっています。
当部署では、入院から退院まで医師(2名)や看護要員(23名)・精神保健福祉士・作業療法士・臨床心理士・薬剤師などとチームでお世話をさせて頂いています。
毎朝のミーティングでは検討を要するケースについて多職種で、いろんな視点から意見を出して、効果的な援助やケアが出来るように意見交換をしています。また、幻聴や妄想状態で苦しんでいる方も個別性のあるメニューの作業療法を選択し効果的な治療の一環として担っています。
退院支援に関しては、安心してその人らしい生活が送れるように日常生活を具体化し「生活しやすい環境」を確認しながらチームで勧めています。そして、退院前 カンファレンスや退院前訪問・院内デイケア見学・町の作業所見学なども実施し、個々の患者さんが地域で安心して過ごせるように患者・家族に寄り添った支援に取組んでいます。
【作業療法室】
ゲーム・体操・歌・ビデオ鑑賞等、週間のレクリエーションや月間行事に利用しています。
日々の病棟生活の中では体を動かす機会も少ないため、これらの活動は患者さんにとって良い気分転換となり、有意義な時間を過ごすことのできる居場所となっています。
【食堂】
スタッフステーションの前にあり、食事や談話をしたりテレビ鑑賞を行ったり、畳の間も設けられ、くつろげる憩いの場として多目的に活用しています。
患者さんの間でも会話がはずみ、将棋・トランプ等を楽しむ家庭的な雰囲気があります。
【浴室】
患者さんには週2回の憩いの一時を提供しています。たいへん広い浴室なので、ゆったりした気分で入浴して頂いています。また介助を必要とされる患者さんには、スタッフが付き添い、十分な援助を行っています。
【デイ・ケア室】
回復途上にある精神障害者の社会適応を図るため、医学的管理のもとに、作業指導・レクリェーション活動・創作活動・生活指導等を行い、社会復帰の促進を図っています。
医師に相談のうえ、お申し込み下さい。