当院では、急性期治療後のリハビリテーション・在宅復帰に向けた医療や退院支援を行うため、令和2年11月より、当院南3階病棟49床を「地域包括ケア病棟」として、開設いたしました。
一般病床で急性期治療の終了後、病状が安定すると退院となります。しかし、自宅や施設に帰ることに不安がある方や、もうしばらく入院を継続し、医療管理や看護、リハビリを行うことで状態の改善が見込める方に対して、患者さんがご自宅へ安心して帰れるよう支援するのが「地域包括ケア病棟」です。
在宅復帰支援計画に基づき、主治医・看護師・リハビリスタッフなどが協力して、患者さんの在宅復帰に向けた治療を支援します。
●急性期疾患の治療後、在宅、社会復帰までもう少し治療やリハビリなど、準備が必要な方
●在宅・介護施設等に入所中の方で、肺炎などの軽~中程度の急性期の方
●慢性期の定期的な治療、教育入院、レスパイト入院、医療ニーズの高い短期入院の可能な方
※ただし、当該病棟入室後、最長60日以内での退院が原則となります。
地域包括ケア病棟に入院された場合は、「地域包括ケア入院医療管理料」を算定致します。
ご不明な点がありましたら、医事課までお問い合わせください。