チーム医療への取組み

NST委員会

NSTとは「Nutrition Support」(栄養サポートメントチーム)の略語でそれぞれの患者さんや病気に対して適切な栄養管理を行うための栄養サポートチームのことです。
入院患者さんにおいておよそ6割が低栄養状態になっているといわれています。低栄養状態では、病気の回復がおくれたり、合併症を起こす可能性も高くなります。低栄養の患者さんに十分な栄養管理を行うことで病気の治癒・回復を促進し、手術などの合併症の予防に繋がります。

低栄養になると下記の症状が出現します。

当院の栄養サポートチーム

入院患者さんの栄養状態を把握、評価し適切な栄養療法を選択・実施します。個々の患者さんの栄養状態の改善から治療効果向上、合併症減少、QOL向上、患者様の早期退院を図ることを目的に医師・看護師・管理栄養士・薬剤師・検査技師・リハビリスタッフなど病院全職種が参加しチームを作り、それぞれの専門領域から栄養管理を実践していきます。

日本静脈経腸栄養学会「NST稼動施設」
日本病態栄養学会栄養管理・NST実施施設として認定されています。

栄養サポートチーム(NST)の役割

  1. 1. 栄養状態の把握及び栄養療法の選択
  2. 2. 適切な栄養管理が施行されているかどうかチェックする
  3. 3. 各患者さんに最もふさわしい栄養管理法を指導・提言する
  4. 4. 栄養管理に伴う合併症を予防・早期発見・治療
  5. 5. 栄養管理上の疑問、問題点に答える(コンサルテーション)
  6. 6. 早期退院による社会復帰を助け、QOL(生活の質)を向上させる
  7. 7. 新しい知識、技術の紹介、啓発
  8. 8. 経口摂取維持、獲得へむけての関わり

活動内容

<嚥下造影検査>

<嚥下内視鏡検査>

<活動風景>

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